■ 本日より、焙煎プロ講座のマシン「R-101」も最新型に移行します。完全にものにするのに10日程の予定を組んでいますが、その半分は出張です。さて上手く設定出来ますか?
お客様に納品する時は400gならバッチリ、従来通りに出来てます。
これは最初の1回目からOKでした。
【主題】
250gで「パラメーター」を設定出来ること。
【重要なこと】
焙煎機(メーカーを含め)が変わろうと、焙煎の基本設計は変わりません。つまりパラメーターの設置が少し変わるだけですよね、そこに焙煎機の固有の性格(排気量の強さ)を踏まえどういう風に処理するかだけの問題です。
【テスト焙煎】
【1】
150:In
95 :TP
161: ①
183: ②
【2】
150
95
161
182
【3】
155
97
163
184
【4】
155
98
166
187
【5】
160
100
168
188
【6】
150
100:
170:①
■上記は最初から連続して5回まで「パラメーター」を変えずにやった結果です。時間は理論通りです。
この後、「捨て焙煎」でイタリアンローストを1回入れ。
「熱電対」が焼きが入ったという言い回しでいいのかわかりませんが、確実に①が160度から170度まで10 度上がりました。
■ 焙煎機内部の排気ファンの取り付け方法が変わったので、
少し排気が強くなった(効率が上がった)感覚(イメージ)があります。
現時点で答えは出せませんが冷却時の温度落ちも早いです。
■初日ですが、「微調整」すれば設計通りに焙煎は出来る感じです。
当然ですが、微調整が不要な「パラメータ」を探しています。
■皆さんと全く同じ焙煎機です。相違点は
【効果がある】「煙突ダンパー」を固定で使ってることだけです。下の写真です。
勿論ですが固定です。(プロバットと同じ)
■ 煙突ダンパーも販売しています。
当講座はこれで「ニュートラル」はデタラメだと解説してます。
▢ これが標準の位置、従来と同じ。
■世界中のどんな焙煎機を前にしても、基本焙煎が出来ていれば、目の前の焙煎機の最初のデータTP・①・②さえ判れば自動的に焙煎は出来ます。
だから、プロバットの取説書には数行で書いてあるだけです。
当講座の顧客にはいませんが、「カフェ坊」は「他所さんのデーターをCDでください」なんて言ってるのです。(笑)
今回は【火入れ】自体も初めてでしたの、機械的なナラシ(①の上昇)がありました。
■さて、今の時点で感じる事は排気系の見直しで少し変化してますね。
これも関東と関西では2割も風量が違いますからね。全国的な統一するために
「煙突ダンパー」は必須です。
■ 「排気ダンパー」を操作してる人は絶対に焙煎は出来ないという証明は今日も出来ました。
■ 購入者さんに言ってることですが、「微調整」無しで焙煎出来るまでに毎日10焙煎して、2週間掛かると思ってます。ここは皆さん覚悟してくださいね。
■ 倍の600gでは、設計通りの焙煎は出来ました。当然ですが、少量の方が難しい。
それ以前に、1キロ機で1/4の250gを何故焙煎するのか?
これはテスト焙煎です。
この技術お陰で、我々(当受講者)は以前よりプロバットの5キロ焙煎機でも1キロから出来るのです。
今は、プロバットもやっとインバーターを設置オプションが付けました。
【現在までのまとめ】
この場合(私の設置)では追加した「煙突ダンパー」の調整(閉めから3段開け)が本当に微妙です。その答えはまだ見つからず。
バーナーが2100⇒3400に数字上UPした、影響がまだ見えません。
珈琲焙煎は作業にしか過ぎません。
ドイツの優秀な焙煎機PROBATが有ります。これは焙煎を復習出来る機能がある機種もあります。作業だから再生が出来ます。
ちゃいますか?
制御箱を取り外し、向かって左側に少し移設しました。これも講座の為でもあります。
■ 上の図は、焙煎中の立ち位置からどう見えるか?確認したものです。今回はガス圧計の延長も短くしました。
■ 別売りのホッパー用の蓋(アルミ製)です
【A-13】