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【浅煎り】㉑  最終章 自身の在り方

 同じ生豆、同じ温度で排出、つまり同じで排出した【浅煎り】の実験焙煎、都合3種類の「パラメーター」で焙煎を行い、その味を検証して比べると

明らかにそれぞれ【味】が違う。

👇

「色」では焙煎は区別出来ない。

【01】 アメリカの単純なコーヒー焙煎は昔から変わりはしない。「浅煎り」である。何故なら、その分重い、量り売りなら1割利益。

変わったのは【生豆】仕入れ先。

サードウェーブとはそういう意味だと考えている。

そうじゃないって人は連絡ください。

焙煎自体は変わっていないのに、色々な金儲けの為に、要するに【資格ビジネス】を始めた。ここから話がややこしくなる。

複雑で立派 な色チャートや、ことさら化学変化を呼んだり、何十種類の匂い当てクイズをして受講者に複雑な事やってる感を錯覚させる。

様式化、儀式化、長時間化である。


【02】しかし、実際の焙煎では色は8種類だと教えられる。オイオイ(大笑い)

それをカタカナで呼べばカッコイイ。シティだ、フルシティだというあの感じ。

そして究極は、その色を見る為のデバイスさえも8割の焙煎者は付けていない。付けていない人が色を得意になって語っている。

この「タスク」は色は何だ?という問いでもある。


【浅煎り】を求めて

色では焙煎を精査出来ないのは、プロバット本社の焙煎講座でも、色では無理だと教えられる。色を数値化知る間に焙煎は終わってしまう。

日本は逆であるなんと色見本で焙煎している。

私はずっとそれを叫んでいる。

(先日の私の色見本皿は、ベンチマークを入れ浅煎りのリミットを示しているだけ)


【03】それでは、私たちは何を基準に焙煎すれば良いのだろうか?という単純な問いである

パラメーターを変化させてその情報【味】を一元的に管理することである。

しかし、深煎りするなら、それ程厳密ではないが

【浅煎り】は、そこが思った以上に違いが判る。

いい換えれば、反応の途中であるとも言える

「メイラード反応」云々とカタカナ使えば、プロっぽいが、糖が焦げるだけだる。 燃えるを「燃焼」と言い換え、「酸素と結合する」と言えばカッコイが「焼き芋」でそんな事言わない。

大事なのは、自分の行ってる操作「原「結の集大成としての珈琲焙煎全体を把握することである。

つまり、因果を明らかにすることである。

1分毎に温度を記入してる焙煎屋は、全く焙煎を把握してないのである。

6分48秒は何度になってますか?3分30秒は何度? 即時即答できなければ焙煎機に付いてる意味もない。


【04】 焙煎講座の基本でも言及しているが、時間変化でも味は変わるが、

今回は全く同じ焙煎を実行し同じ温度で、同じ色で排出しても、味を変えることが可能になった。

【浅煎り】だから可能である。

100人の焙煎屋で、何軒出来るのか?

浅煎りでも、シワもない、色ムラがない それがプロの最低基準である

普通に焙煎を【因数分解】すれば出来る。

【05】

その日の気候で変わる。湿度によって変化する。生豆の水分量を測っている。

本当かい❓

こういう難しい事は言うが、その対処法は言えない。

「う~~ん、経験だね」なんて抜かす

そんな低脳が多い。

話は変わるが

素人の脱サラ蕎麦屋に限って、加水率をことさら看板に書くが、何と仕上げの調整水(多大)は計算外だったりする。どこか阿呆の片手落ちなのだ。

戻る。ハンドピックしなければいけないような【スペシャルティ】は基本ない。

余程商社自体がかまされた時ぐらいである。

そして、ここからが焙煎屋自身の人間性の問題である。ここで焙煎屋は二分される。


【06】

縁なき衆生は度し難し

何をどう読まれようと自由である。「中点」「排気ダンパー操作」する焙煎屋とは一生判り合えない思っています。

何故かって?

世界中で日本だけの怪現象だからである。

今回は特に「フジローヤルでは浅煎りは出来ない」っていう一部のアホンダラの意見を否定する為にも、このタスクを設定し、多くの焙煎屋各位に助言をいただき、今の段階で8合目まで登っている。

シワがある。煎りムラがあるのは素人の焙煎である。これに反対の人はいないだろう。

何故ならば、我々にはベンチマークが存在する。

在るなら目指さなければならない。

ここは自分自身の在り方の問題である。


【08】

申し訳ない【排気ダンパー】操作してる焙煎屋では、これは絶対に無理な「タスク」である。絶対に因数分解が出来ていない。

こんな事(ダンパー云々)がまかり通れば、

「明日は満月だからマンデリンを焙煎すれば美味い」も言える。

「雨が昼頃上がれば焙煎が上手くいく」

アホは何処まで行ってもアホである。

パンケーキ焼いてろ!


【09】

コーヒー焙煎なんてものは誰でも出来る。

職人技からは一番遠い作業である。

この章で書いてきたことはそういう事だ。

自身(己)の在り方を問うている。

日本に【浅煎り】が無い。

海外(ブラジル)にあったので、私達も出来るだろうと思った。

何故ならば同じ人間だからである。

ヒントは大変、高価だったからである。

生豆の価格は分かっている。(普通)

これで半分は答えが解けた。

後は必死で試行錯誤をしただけだ。

答えは試行錯誤だ。

自慢してる訳ではない、オープン参加しかも無料で募集しました。何か❓

何か?

何か?文句でもあるのでしょうか?

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