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焙煎

カッピングは手段で、 目的ではない。

JBS様

先日は大変お世話になりました。

XXX Coffee Roaster のMです。

講義の感想です。

長くなるのでカッピング」に絞った感想にします。

これまでも何度かカッピングセミナーを受けましたが、

今回ほど的確な言葉で、特に味覚や酸に関することをここまで細かく教えてくれる講師はいませんでした。

これを理解すると、たまに参加するロースター向けのカッピング会が、フレーバーの羅列であり矛盾したものであることがわかります。

そして何のためにカッピングするのか、それをどう焙煎に繋げていくか、そこまで落とし込めていないことがわかりました。

とにかく内容が濃すぎる講義でした。

自分のコーヒーが確実に良いほうに変わります。

ありがとうございました。


【JBS】より

感想ありがとうございます。殆どの講習はおっしゃる通り【カッピング出来る俺ってグレート】なものです(笑)

そんなモノは練習で誰でも出来ます。

「スペシャルティーだから、浅煎りだ。」でしか考えてないロースターが多い中で、やはり全ての話に裏打ちされた理論が初めて聞けました。

現地で精査され、日本の商社が見極めたスペシャルティ生豆をカッピングする意味は?

それ以前に、多くのロースターが仕入れの段階で騙されて、それを一生懸命カッピングしている図は笑います。

上位のコマーシャルの方が余程良いかもしれません。

今回は、そこからが時間切れでしたが、皆さんで理解出来たことは

【カッッピング】から、どう考えるか?ですね。 

【カッピング】は、ただ練習だけです。誰でも出来ます。

焙煎者がそれ(カッピング)をする意味、おしゃったように焙煎度合いにどう反映させるかが無い講座は全く意味がないわけです。

素人向けの講座でも「スペシャルティ」をカッピングする意味はそれほどんばい。もう好みの問題にもなります。

最初の【ひっかけ問題】で我々が引っかかった豆は、勿論素人さんでも引っかかるわけです。そしてそちらの方が評価が良い、売れる。という矛盾があります。(笑)

だから大変難しいですね。

カッピングはただの手段で、

目的ではない。

その結果を焙煎まで紐づけることの出来る人は、殆どいない。

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